2012年2月13日月曜日

BRUNCH BAZAR

まだまだ寒さが続いているパリ。
寒くて寒くてお外に出るのも億劫になりそうな毎日。
そんなパリの週末、なんだか楽しそうなイベントがあったので
家族揃って行ってきました。

その名もBRUNCH BAZAR!
1500平米の敷地内にBIO(無農薬)レストラン、子どもたちが楽しめるアトリエ、
フリーマーケットにダンス、babyfoot?!
とチラシを見ているだけでもなんだか楽しそうな雰囲気。

協賛しているBIOレストランは今パリで話題のNANASHI!
ここのシェフは日本人の遠藤かおりさん。
彼女の作るお料理は私も大好きなのです!


が....
中に入るのに長蛇の列!!

この寒空の中、それも子連れで...と
若干、躊躇しそうになっていたところ....

チケットが余っているからといって
チケットを譲ってくれたカップルがいて、並ばずすぐに中へ入る事ができました。

フランスでは子どもを連れていたり、妊娠していたりすると
いつもツンケンしてそうなフランス人も本当に優しくしてくれます。
バスの中でも抱っこ紐で赤ちゃんを抱いてると、
必ず誰かが席を立って譲ってくれるのです。
おそらくこのチケットを譲ってくれたカップルも、私が娘を抱っこしていたから
わざわざ私のところまで来てチケットを譲ってくれたんだと思います。
感謝♪感謝♪


意気揚々と中に入ってみると、これまた驚き。
すごい人です!
BRUNCH!と言うから、お腹を空かせてBRUNCHにやってきたというのに、
BRUNCHにたどり着くまでに長蛇の列!



さすがに子連れでも、この列ではさすがにね....(笑)
どうみても、1時間〜2時間は軽くかかりそうな進み具合だったので、
お外でランチをして出直す事にしました。
NANASHIのBENTO(お弁当!)食べたかったのにな〜。


お腹も満腹になり、さあリベンジ!


ここはDOOLITTLEという子どものファッション誌のブーズ。
塗り絵やねんど、ビーズでのアクセサリー作りなど
設置された各テーブルでは子供達が真剣に創作活動!


壁一面に貼られた塗り絵。


こちらは粘土コーナー。

そして、遊ぶのは子どもたちだけではありません!
レストランコーナーを覗いてみると、
各テーブルで皆それぞれトランプやモノポリーなどのボードゲームを楽しんでます♪



なんだかアットホーム(笑)


こちらはゲームコーナー。
懐かしのピンボールです!



卓球台もありますよ。
もちろん、大の大人が真剣にラケットふってます(笑)



サッカーゲームは大人と子どもの混合で!


こちらは”編み物ブース”

男の人も女の人もみんなで黙々と編んでおりました。
でもよく見てください。
糸の太さも太ければ、編み棒の太さも半端ない。
どうやらこれは、写真に写ってる白い紙袋の中に編み物キットとして入っていて
販売されているものだそうです。
なんだか、モコモコしててかわいいですよね。



フリーマーケットスペースも大盛況!
子ども用のビンテージチェアがかわゆいっ!

と、このように大盛況だったBRUNCH BAZAR!
主催者が提案するBRUNCH BAZARのコンセプト。
仲良しの友達と肩を並べて話せる場所、子どもが楽しめる場所、
そして美味しいごはんに音楽♪

ボードゲームに卓球...いつの時代?と首をかしげたくなるような
セッティングですが、逆にこういったシンプルなものの方が
会話を弾ませるのかもしれませんね?!

おしゃべり好きのフランス人にはもってこいのイベント?
これからも毎月パリの何処かで開催されるようです。

今回は開催場所がマレ地区ということもあり、BOBO (注1)大集合。
ファッションチェックも楽しかったです。


注1:BOBO(ボボ)
「bourgeois bohème ブルジョワ ボエム」を略した「bobo」。お金や安定を考えない気楽な「bohème ボヘミアン」的生き方と、そういう生活を現実的に可能にする「bourgeois ブルジョワ」的な裕福さの両方を兼ね備えている人々のことを指します。堅苦しい服装や礼儀は好みじゃない。エコロジーに敏感で、食べるものはもちろんビオ(オーガニック)。社会的な弱者も助けてあげなきゃ、と言いながらも、自分たちは何不自由ない暮らしを送っている。16区などの「BCBG」 なカルチエには住みたくない彼らが「庶民的な雰囲気」を求めて10、11、19、20区などに移り住み始め、比較的地価が安かったはずのこれらの区も徐々に本当の庶民には手が出なくなってゆく・・・。「BCBG」 とは対照的に見えて、実は「お金に困っていない」という意味では同類なんですよね。と、こんな風に、ちょっと皮肉っぽい解説をしてみましたが、本当に単純に、「裕福でおしゃれな人々」という意味で使われることも多いです。バスティーユやサン・マルタン運河界隈のカフェに週末行ってみると、そんな「bobo」なファミリーがランチやお茶をしているところによく出くわします。






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